一度お客さんになってもらったら、それで終わり?そんなの絶対にもったいない。
会社員のときに、この辺のことをよく分かっていませんでした。本当に損をしていたと思います。
なんでこうだったのかな。たぶんですが、毎月毎月、営業のノルマに追われていたからだろうなぁ。毎月上司にイヤミを言われないようにと必死で、すごく自分勝手でしたし、本当にお客さんのためを思って仕事できていたかと考えると、何も言えない。
自分なりには結構売り上げをあげていたタイプだと思うのですが、もっと「親身になる」が出来ていれば、もっともっと営業として成長できていただろうなと思います。
今あらためて田舎で個人事業主をやっていて、この辺を大切にしなければと思っているところです。
では、一度買っていただいたお客様に継続して頂くには、どんなことをすればいいでしょうか?
お客様に継続してパートナーになっていただくための方法
①期待以上の成果を出す
まずは、お客様の期待を上回ること。それも、できるだけ大きく。
「やっぱり頼んでよかった」そう思われたらこちらの勝ちです。逆に、そう思われなければ次は無い。
これだけの価格なのだから、これくらいのサービスで。そう思った瞬間にご縁が終わります。
5万円を払ってもらったなら、10万円、30万円の価値を提供していくぐらいの気持ちが必要です。
もったいない、こちらの手間が増える、そんなことは絶対にない。期待を上回った分は、かならず次回に返ってきます。しかも、倍になって。
②ちょくちょく連絡して顔を出す
継続したお客様を増やすには、結局、思いだしてもらうのが一番です。
お客様がお店をやっていたらそこで買い物、飲食をする、なにか新しい情報があれば連絡をする。
足で稼いだ方が効率がはるかに良いことに、30を超えてやっと気が付きました。
コロナでなんだかんだと理由をつけたくなりますが、やはり会えば、ちゃんと話ができる。新しい情報だってもらえます。
また来たの、なんて言われたってなんのその。毎週行くくらいでちょうど良いと思います。
いいお客様になってくれた、上野のレバニラ定食がうまいお店、もっと顔を出せばよかったなぁ・・・なんて、今更ながら。
お客様とのコミュニケーションだって、結局は人間関係。
絆を図太く強くしたものが勝つのです。これは大手には出来ないところ。なんたって、大手は転勤がありますからね。
マンチェスター戦略ではありませんが、地場のコミュニティこそが根強い商売になります。
自分だけのお客様コミュを蜘蛛の巣のように張って、ちょっとやそっとでは壊れないようにしたいと思っています。