
「私を守ってくれている守護霊はどんな人ですか?」
守護霊についての質問を多く受けます。
自分を守ってくれている存在がいると分かると、なんだか嬉しいですよね。
「あなたには○○がついてくれていますよ」と言われたら、なんだかそればっかり気になっちゃったりして。笑
実際、私が霊視して視えた範囲では、みなさん「守護霊」と呼ばれる存在はついてくれている事が多いです。
あんまり、「全然いない!」っていう人は見た事ないかなぁ。そもそもそういう人に会っていないだけ、かも知れませんが。
そもそも「守護霊」とは何か?
これはすごーく定義が難しいかなと思います。そもそも定義するような存在でもなし。
ですが、あえて言うのであれば、あなたを守ってくれている存在たち、ということになります。
「存在たち」なので、一人ではありません。大体は、集団です。
どんなふうに視えるかというと、菩薩像なんかの後ろに背景のような、丸い光のようなモチーフ(光輪)があるかと思いますが、あんな感じで曼荼羅のように、複数の存在として視えている感じです。
なので、「守護霊様は誰ですか?」と聞かれても、非常に答えにくい。誰のことを言えばいいのか分からないから笑。
この、あなたを守っている集団の方が、あなたがピンチや手助けが欲しいときに、それぞれの専門として「では私が!」というふうにヘルプしてくれています。
恋愛に困っているときはこの人、仕事で困っているときはこの人、という風に。
あなたの後ろで、エキスパートの集団が控えてくれているわけです。心強いですよね!
どんな人が守護霊になってくれるのか?
これは、ある程度「魂の修行・カリキュラム」を終えた方が守護霊になっている場合が多いです。
なので、直近で亡くなられたご両親・お子さん・ご親族が「守護霊」として後ろに控えている例はあまり見かけません。
人は、なくなったら、それまでの人生を振り返る「魂の修行」のようなものが用意されています。仏教で言えば、仏の道ということになるのでしょうか。
これを終えて、さて次の人生はどういうふうに生きますか、と転生するわけです。
この修行の長さは、人によって異なります。反省すべき点が多い人は、当然長くなります。
また、修行の道の途中で、配偶者の方が「こちら」へ来るまで待っている、という方もいらっしゃいます。
私の、早くに亡くなった親戚は、自分の母親が「こちら」へ来るまで、「上」に上がらずに待っていました。
その人のためを思えば、できるだけ早くに「成仏」「上がる」方が良いわけだけれど、家族への愛情や未練で、そういう風にして成仏を延期している方はおられます。
肉親の愛情・未練というのは難しいなぁ、と思うところです。
少し話がそれましたが、そういうわけで、この修行を終えた存在が「守護霊」として守ってくれることになります。
いわゆる「ご先祖」である場合もありますし、あなたの魂と縁がある人だったりします。
私には、前世でお世話になった「先生」が今も教え子を心配してついてくださっています。当時はすごく迷惑をかけました・・・
今まで霊視をした方の例でいえば、前世の「親友」がついている方も居られました。
このように、血が繋がっていない方が守ってくださっている例も多くあります。
守護霊はどんなときに助けてくれるのか?
あなたが前に進もうとしているとき、頑張っているとき、ピンチのときです。
なので、何もしていなければ当然助けてなんてくれません。
宝くじを当ててくれるわけじゃないですからね笑。怠け心があって生活していれば、手を貸さないのが親心というものです。
また、願うことで助けてくれる、というものでもないと思います。必要なときには、必要に応じて手を貸してくれます。
この点は「神仏」「神様」「天使」「精霊」といった存在とは異なるところです。
「じゃあ、守護霊に助けてもらえるような人は、どうやって生活しているの?」と言えば、
自分が本当に「やりたいこと」「目指したいこと」に向かって、頑張って生活しています。何も特別なことをしていません。
すすむ道が「本当にやりたいこと・目指したいこと」である、というのが大きなポイントです。
「本当は○○になりたいけど・・・無理だな」「本当は○○で仕事をしたいけど・・・」
という状態では、難しいでしょう。だって、本当に望んでいないことに手を貸すのは、あなたのためにならないからです。
守護霊は、あなたが望む道へ進むのを応援してくれている
自分の望む道はなんなのか、そのコンパスを忘れないようにしましょう。
ちょっと方向が違ったら、また進み直せば良いのです。方向さえ間違わなければ、ちゃんとたどり着きます。
その軌道に沿っているとき、あなたに助けが必要なときに守ってくれるのが、守護霊という存在だと思います。
自分にもそういう存在がいてくれるのだと自信を持って、進んでみてくださいね。
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