
自己肯定感ってなんだろう?自分を好きでいられていますか?
昨今のニュースしかり、昨日行ったセッションでも「自己肯定感」がキーワードに出てきたので、ちょっと考えてみることにしました。
「自己肯定感」というワードが俎上に上ったのは、ここ最近のことのように感じます。少なくとも、私が20代の頃にはなかった気がする。笑
自己肯定感が高い、と聞くと、「愛されている」とか、「豊かである」とか「満たされている」というようなイメージが浮かびますよね。
その逆で、自己肯定感が低いと聞くと、「愛された記憶が少ない」「卑屈になる」「コンプレックス」こんな言葉が浮かびます。
どうやら、どちらも「他人からの承認」というのがポイントになりそうです。
自己肯定感が低い人が陥りがちなこと
「自己肯定感が低い」という自己認識の方は多いと思います。
そもそも日本の教育方法として、「褒めて伸ばす」を推奨されたのは近年になってからです。私の親世代が受けた教育、いわゆる昭和方式では、悪いことをしたら叱って、なんなら納戸に閉じ込めて、なんて方針でした。
そういう親が教育するわけですから、納戸なんてものはなくなっても、今の20代〜30代、40代も似たような方針で育てられたご家庭が多いのでは、と思います。基本的に、「承認」が不足していたのですね。
そこへきて、SNSが普及して、見ず知らずの他人から「いいね」がもらえる時代です。一気に承認欲求が簡単に満たされるようになりました。
突然の欠乏感に気づくのも、当然のことだと思います。
つまり何が言いたいかというと、「自己肯定感が低くても、それは当たり前」だ、ということです。
あなただけが特別かわいそうな状況にあったわけでも、ひどい扱いを受けてきたわけでもなく、時代の流れというものです。
あなたは決して、親からも友達からも、恋人からも愛されなかったわけではありません。私はあなたのことを知りませんが、断言できます。
ではなぜ、「自己肯定感が低い」と思い込んでしまうのでしょうか?
それは単純に、「自分に自信がない」のをすり替えているだけ、ではないかと思っています。
自己肯定感が低い=自分に自信がない
「自分に自信がない」のは何故でしょう?
私はここに、大きなステップアップのヒントが隠されているように感じています。
自己肯定感と聞くと、なんだか「他人から与えてもらうもの」のような響きがありますが、
自分の「自信」と聞くと、自信をつける手段は色々ありそうな雰囲気がします。
それこそ、他人から「すごいね」と評価されることも自信になりますが、客観的な実績、自分で成し遂げた達成感だって自信になりそうですよね。
想像してみてください。あなたが突然、友達や恋人から「すごいね」って言われたら、どんな気持ちになりますか?
「まぁ、俺ってすごいんだよね!」って思います?
「いやぁ〜、私なんてまだまだで、○○さんの方がすごくて・・・」みたいに思いますか?
多分、後者の方が多いのではないかな、と思います。
つまり、自分に自信がないのは、あなたに実績や他人からの賞賛が足りないのではなくて、あなたが自分自身を素直に評価できないというところに問題がありそうです。
ひいては、これが「自己肯定感が低い」の正体ではないでしょうか。

今から自己肯定感を上げるための方法
「自分で自分を評価できないのは分かったよ。じゃぁどうすればいいの?」
そう思う方は、ぜひこの方法を試してみてください。
ズバリ、自己分析です。
これはスピリチュアル的にも、運気をあげたり人生を変えたりするのに、一番手っ取り早い方法だったりします。
だってあなたの人生なんですから、あなたが「変化」するのが一番早いですよね。
それをどう「変化」させれば良いのかを知るのに有効なのが、自己分析なのです。
自己肯定感を上げるための自己分析:①6ヶ月後の最高に理想的な未来を書き出す
めちゃめちゃ理想的な状態をイメージしてみましょう。
本当は年初に、1年後の最高の未来を考えるのが定石なのですが、自己肯定感が低い人は総じてポジティブなイメージングが苦手な傾向にあります。ワクワクするのが難しい。笑
なので、できる範囲からイメージしてみましょう。3ヶ月後だとちょっと直近すぎるので、少し未来の半年後。
人生なんて3ヶ月あれば余裕で変わってしまいますから、どうなっているかなんて分かりません。
でも、多分今の仕事を続けているかな、その上で最高な未来っていうと、彼氏や彼女ができているかも、お金もちょっとは増えているかも・・・と、なんとなくイメージできるようになるかと思います。
それを、手帳やノートに書き出しましょう。思い浮かぶだけ、ざっと、で大丈夫です。
自己肯定感を上げるための自己分析:②今の状態とのギャップを書き出す
次に、「理想」と「現状」のギャップを書き出してみましょう。
何が足りない?何が増えれば理想になる?
今の貯金が10万円で、半年後に30万円になっているなら、差額は20万円ですね。
今恋人がいなくて、半年後に恋人がいるなら、その差は「恋人がいること」になります。
自己肯定感を上げるための自己分析:③ギャップを埋めるためにできることを、あるだけ書き出す
では、そのギャップはどうやったら埋められるでしょうか?
貯金をすればいい?それはどれくらい?どういう方法で、いくらづつ貯める?
恋人を作るなら、どんな方法がある?出会いを増やす?今気になっている人に連絡をとってみる?
思いつく限り、どんどん書き出してみます。
自己肯定感を上げるための自己分析:④今できることをタスクに書き出す
ギャップを埋める方法の中で、今すぐにできることはないか、見直してみましょう。
例えば、いつも買っているコーヒーを水筒にしてみるとか、そういうちょっとのことです。
それを手帳にタスクとして書き出して、できたらチェックを入れたり、マーカーで色付けしたりしていきます。
するとどうでしょう、1週間もすると、あなたの手帳は「目標のためにやってきたこと」で埋め尽くされています。
これは目に見えるあなたの「実績」です。
こうして小さな「実績」を積み重ねていくことによって、小さな「自信」が積み上がります。
そうなると自分の自信を正当に評価できて、自己肯定感が上がっていく、という寸法です。
私も今、理想の未来ノート→ギャップを埋める作戦を敢行中です。
ぜひ一緒にやってみましょう。成果をまた報告しますね。
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