
「まだまだやれる」と「自分には無理かも」の狭間
コンビニでたまたま目に留まって買ってしまった本がこちら。
コンビニの本の販売ってうまいのよね、こういう手にとりがちなタイトルの本ばかり扱ってさ・・・まんまと引っかかる。
この手の自己啓発本は何冊か読んだ経験があって、それこそ20代のころにも読んだし、新卒のときにも「~しておきたい〇個のこと」系は読みました。
その都度ちゃんと身に出来ていたかというと、たぶんそうではない、かもしれない。もう記憶の彼方。笑。
読んだときはそれなりに感じるところもあったと思うのだけど、読み流してしまったのだと思います。
今回改めて30代向けの本を読んでみて、「なるほどね」と腑に落ちるところがあったので、考えながらシェア。
とくに書きながら考えるワークにはとてもいい本だと思うので、興味がある方は手にとってみてください。
全てを手に入れることは不可能と知る
上記のフレーズは、本の第一章のタイトル。いきなりグサッと刺してきますよね。鋭利だわぁ。
しかし、より正確に言えば、「全てを手に入れることは不可能だと知ってしまった」ということなんだと思います。
本当は見たくない現実だったわけですよね。
20代のころ、そんなにテンション高くなくやっていた筈なんだけど、それでも「自分はこんなもんじゃない」という謎の自信があったわけですよ私にも!恥ずかしい(*ノωノ)
「まだ自分は本気出してないだけ」みたいなね。
いやいや、アンタ結構いつも一生懸命やってたでしょうよ。それでダメだったなら、負け惜しみでしかないよそれは、と20代の私に言いたい。酒を飲みながら説教したい。
でもやっぱり、ダメだったんだよね。出来ないことは出来ないし、向いてないことは、向いていないんですよ。
私の場合はそれが「男性のように、男性と同じ価値観で、高い給料をもらい集団で働く」ということでした。
冷静に考えりゃ「やめとけ」と思うんですけど、なんでかなー。負けん気が強かったんだな。あとプライドがマッターホルン級だった。
でも、これが出来ている女性もいるわけです。それなら私にも出来ると思った。だけど、そうはいかなかった。
多かれ少なかれ、同じような挫折感を味わった同年代は多いと思います。
同期や、はたまた後輩に「追い抜かれた」と思うような経験があったり、信頼していた人と成功を掴めなかったり、あるいは裏切られたり、騙されてしまったり。
分相応に、自分なりの夢をみる
「分相応」とはキャパシティー内で満足とすることで、ある種のあきらめを含みます。
ですが、前向きにいたいんです。「これでダメなんだ」と諦めたくはない。言うてもまだ30代なんだぜ?若いぜ?
いくつかの「どうしてもダメだった」を手放して、「これだけは諦めきれない」も出てきました。
私の場合は「文章で伝える」ということ。このブログもしかり。
書いていて、日に何回も更新して、苦じゃないわけです。楽しくてしかたがない。
なのでやっぱり、これを仕事にするということが、いまの「これだけは諦めきれない」こと。そのために行動もしたい。
今の自分の価値観はこんな感じ。
みなさんは、何を諦めましたか?なにを、諦めきれないと知りましたか?
ちょっとセンチメンタルになっても良いから、思いだして書いてみてくださいね。後になったら笑って泣けると思いますよ。