
田舎って、都会と比べて人口が少ないし、新しい人と出会うことが出来なさそう。そう思いますか?
私は都会から田舎に越してきて、むしろ都会にいる頃よりも新しい人脈が増えています。
2年住んで、結局のところは本人次第でどうとでもなる、ということが分かりました。
だいたい、都会に住んでいたってろくに新しい人脈を広げようとしていなかった人間が、同じように田舎に行って何か変わるわけでもありません。逆もまた然り。
平日で疲れ切って、休日は家にいるばかり。仕事場と家の往復だけだったら、都会だろうが田舎だろうがどこに住んでいようと同じです。
会社の中の同僚、上司、部下のような人脈なんて、よほど注意を払って親密にしていなければ、会社を辞めたら速攻で縁が切れます。
「○○社の社員でないあなた」と知り合ってくれる人を、いつだって探す努力はしたほうがいい。それだけ。
随分辛口になりましたが、そうは言っても「じゃぁどうやってお前は田舎で人脈を広げようとしてるんだよ」というのを、すこしまとめます。
田舎で人脈を広げるための方法3つ
①お気に入りの居酒屋で飲み友達を作る
一番早いのがこれでした。やっぱりお酒の力は強いね。
普段は恥ずかしがり屋の東北人でも、お酒が入ればほがらかにフレンドリーになります。多少は。
まずは、マスターやママに「私、ここに越してきて〇年になるんですけど、このお店ってずいぶん昔からあるんですか?」とか、「この辺って飲み屋さん多いんですね」とか、そんな辺りの話を振ってみる。
それで、勇気がでたら、隣に座った人にも話を振る。「このお店にはいつも来られているんですか?」とか、何とか。
これで友達を増やして、タダで野球観戦に連れて行ってもらいました笑
飲み屋にはちゃんとしてないオッサンもいますけど、案外、話が通じる人と知り合えたりもするものです。
②知り合った人の友達を紹介してもらう
飲み屋で友達ができたら、そこからは芋づる式です。
その人が「行かないか」と誘ってくれたイベントには、とりあえず行きます。興味が無くても!これ大事!
あなたがよっぽどこだわりが強くて偏屈な性格でなければ、誘ってもらったイベントなら「できるだけ楽しもう」とするもんでしょう。
そしたら、大概は楽しくなったり新しい発見があります。
私も野球なんて全く知らないし興味もなかったけれど、行けば思ったより楽しくて、年に何度か観戦に行くようになりました。
誘ったイベントを楽しんでもらえたら、声をかけたほうは嬉しいに決まっています。また行こうよ、となって、どんどん輪が広がりますね。
そうすると、田舎は狭い世界ですから、知り合いの知り合いがまた知り合いだったりして、気づけばコミュニティの輪に入っています。
③オンラインサロンに入ってみる
最後にやったのがこれです。オンラインサロンについてはまた別の記事にまとめますが、娯楽が少ない田舎では、素晴らしい発明だと思います。
個人的なおススメとしては、最低2つ、できればそれ以上のオンラインサロンに入ってみること。
サロンごとの性格が見えてくるようになって、ヘンにのめり込んで生活が破綻するのを避けられます笑
新卒でひとつの会社しか知らないとそこの人間関係・価値観に没頭しがちだけど、転職してはじめて元いた会社が客観的にみられるような感じ。あれにちょっと似ています。
なにごともほどほどが重要。生活の基盤をしっかりさせて、そのうえで楽しむのが一番です。
こんな感じです。
「田舎で」と書いたけれど、これはどこに住むことになっても使える方法だと思います。
自分を知ってくれているコミュニティを作って、視野を広くしてものごとを見られるようになると、最高ですよね。